親の声かけテンプレ&やることリスト
午前の試験が終わった直後、子どもの表情を見てドキッとする。
「できなかったかも」「ミスした」「もう無理…」
午前+午後受験が当たり前になった今、親がいちばん悩むのはここかもしれません。
でも大丈夫。
この時間に必要なのは、反省会ではなく “回復と切り替え” です。
午前の「手応え」は当てにならないことが多い
まず知っておきたいのは、午前の直後の感想はかなりブレます。
手応えが悪くても受かる理由
- 緊張で記憶が曖昧(できた問題ほど忘れやすい)
- 周りの雰囲気で不安が増幅している
- “1つのミス”が頭の中で何倍にも大きくなる
手応えが良くても安心しすぎない理由
- 油断で午後の集中が落ちる
- 午後は別の学校・別の出題で求められる力が違う
結局のところ、午前の感想は「感情」であって「結果」ではありません。
午後までの時間、やることは3つだけ
このパートを固定すると、午後に向かうまでが安定します。
① 体の回復(トイレ・水分・体温)
- トイレは早め(行列回避)
- 水分を一口(飲みすぎない)
- 寒さ対策(手足が冷えると集中力が落ちやすい)
午後に向けて“体を整える”のが最優先です。
② 軽食(食べられる分だけでOK)
午後に眠くならないよう、量は腹八分より少なくてもOK。
- おにぎり小さめ
- バナナ
- ゼリー飲料
- 小さめパン
- 温かいスープ(可能なら)
「食べられなかった」も想定内。
食べられた分だけで十分です。
③ 気持ちの切り替え(短い言葉で終える)
ここが一番大事。
- 反省しない
- 答え合わせしない
- “次に向けて整える”だけ
午後は別の試験。
午前を引きずるより、午後を取りに行くほうが価値があります。
親の声かけテンプレ(このまま使える)
午前直後は、親の一言がそのまま空気になることがあります。
長い励ましは不要。短く、肯定的に。
会った瞬間(最初の一言)
- 「おつかれさま。ここまでよく頑張ったね」
- 「大丈夫。次に向けて整えよう」
- 「まずトイレ行こ。水飲もう」
※「どうだった?」は聞かないのが基本(後述)。
子どもが「できなかった」と言ったとき
- 「そう感じたんだね」
- 「今は午後の準備だけしよう」
- 「午後は別の試験。切り替えたら勝ちだよ」
否定せず、結論を短く「午後に向ける」。
送り出し(別れ際)
- 「いつも通りで大丈夫」
- 「やることはやってきた」
- 「行ってらっしゃい」
ここは“安心の合図”で終わらせるのが強いです。
午後に響くNG行動(これだけは避けたい)
やりがちだけど、午後の集中を削る行動です。
答え合わせ・反省会
- 正解不正解で感情が揺れる
- ミスの記憶がこびりつく
- 体力・気力を消耗する
午後がある日は、答え合わせは家に帰ってからでOK。
「次こそ」「ここが勝負」圧をかける
親は励ましのつもりでも、子どもにはプレッシャーになります。
他の子・他校の話をする
「○○ちゃんはできたって」
「午後は簡単らしいよ」
全部、余計な情報です。入れないほうが安定します。
それでも涙・パニックになったときの“5分対応”
直前に崩れることはあります。
そのときは「説得」ではなく「落ち着く手順」に切り替えます。
① 場所を変える(静かなところへ)
人目や音が多いと落ち着きにくいので、可能なら少し移動。
② 呼吸(吐くのを長めに)
「吸う」より「吐く」を意識。
吐く→吐く→吸う、くらいでOK。
③ 言葉はこれだけ
- 「大丈夫、今は整えるだけ」
- 「午後は別。いまは体を落ち着かせよう」
論理で勝負しない。短い言葉で十分です。
まとめ:午後は「別の試験」。切り替えた人が強い
午前がうまくいかなかった気がしても、午後で取り返せます。
必要なのは反省より、回復と切り替え。
- 体を整える
- 軽く食べる
- 短い言葉で前を向く
午後の戦いに、送り出しましょう!


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