過去問の1回目——
多くの家庭にとって 「絶望」 の瞬間がやってきます。
- 「全然できていない…」
- 「これ、本当に受かるの?」
- 「志望校を変えたほうがいい?」
でも大丈夫。
過去問の1回目は “悪いのが普通” です。
第一志望校の算数なんて5点とかザラです。
むしろ、
1回目で合格点に届く子のほうが少ない。
この記事では、
過去問1回目の点数が低いときの
“正しい読み替え方” と “親がやるべき分析方法”
をまとめます。
結論|1回目は“取れなくて当たり前”。点数で判断してはいけない
理由はシンプル👇
- 形式に慣れていない
- 問題の癖を知らない
- 時間配分の感覚がない
- 本番の緊張感がある前提で作られた問題
- 難問の比率が高い年度もある
つまり、
1回目は点数ではなく“症状チェック”の回。
点数で合否を決める段階ではない。
科目別|1回目が悪いときの“読み替え方”
◆ 算数|安定しないのが普通。内容分析がすべて
算数が悪いのは最も普通のこと。
読み替え方
- 大問1・2はできているか?(最重要)
- 難問に時間を吸われていないか?
- 基礎問題を落としていないか?
算数は、
“どの問題を落としたか” が100倍重要。
点数はただの結果。
◆ 国語|記述の採点ブレが大きい。1回では安定しない
国語は “1回目の点に意味がない” 科目。
読み替え方
- 記述は20点上下するのが普通
- 読みの方向性が合っていればOK
- 選択で大外ししていなければ大丈夫
点数より読みの筋が正しいかを確認する。
◆ 理科|年度の難易度差が激しい。単元相性だけ確認
理科は単元によって得点が激変する。
読み替え方
- 苦手単元に当たれば低くて当然
- 計算量が多い年度は落ちる
- 生物中心の年は取りやすい
理科は点数より単元の抜け確認が目的。
◆ 社会|点数が安定しやすい科目。低いときは原因が明確
社会は本来、安定科目。
読み替え方
- 語句の抜けが理由なら改善は簡単
- 統計・記述が多い年度は下がる
- 記述の書き方がズレているだけのことも多い
読み替えしやすい=改善しやすい科目。
過去問1回目で出る“よくある3つの誤解”
① 「合格者平均に届かなかった=向いてない」ではない
むしろ
直前期に追いつく子のほうが多い。
難関校も同じ。
② 「1回目が悪い=2回目も悪い」ではない
1回目 → 2回目の伸び幅は
10〜25点が平均的。
国語は30点上がる子も普通。
③ 「全体が悪い=志望校変更」も早すぎる
判断するのは
5年分×2周目まで見てから。
焦りは禁物。
本当に見るべきは“数字”ではなく“原因”
点数が低くても、原因がよければ問題なし👇
- ミスの傾向がつかめた
- 読みの方向性が合っている
- 時間配分の改善ポイントが見えた
- 単元抜けが確認できた
逆に、
点数が高くても内容が不安定なら危険。
親がやってはいけないNG行動
① 「なんでこんなにできないの?」と言う
気持ちはわかるけど
メンタルが崩れるだけで意味ゼロ。
② 1回目の点だけで志望校を変える
これだけは絶対NG。
過去問の本質は
“慣れること”。
③ 全部やり直しさせる
算数も国語も
全部やり直すのは逆効果。
“伸びる問題だけ”直すのが正解。
やるべきは“原因をひとつだけ改善”すること
1回目は
何が原因で点数が取れなかったのか知る回。
- 読み方が遅い
- 図を描かない
- 見たことない単元
- 文章量にビビった
原因がわかれば、
改善は1つで十分。
まとめ|1回目の点数は“未来の伸びしろ”。焦らなくてOK
- 過去問1回目は誰も取れない
- 点数より原因を見る
- 科目別に読み替えがある
- NG対応を避ければ安定する
- 改善すべき点は1つでいい
過去問は
“落ち込むためのもの”ではなく
“伸びるヒントを集めるもの”。
焦らず、
一歩ずつ積み重ねていきましょう。


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