女子学院中学校(JG)の2026年度入試要項が公開されました。
女子御三家のひとつとして知られる女子学院は、
“自由・主体性・明るさ” を大切にする校風と、
プロテスタント精神に基づいた落ち着いた教育が特徴の伝統校です。
本記事では、最新の募集要項をもとに、
試験日程・出願方法・面接・学費・入試傾向まで、
女子学院受験に必要な情報をわかりやすくまとめました。
桜蔭や雙葉と並ぶ最難関校を検討しているご家庭や、
JGらしい校風を知りたい方にも参考になる内容です。
🏫 女子学院中学校とは(学校概要)
| 項目 | 内容 | ||
|---|---|---|---|
| 所在地 | 東京都千代田区一番町22-10 | ||
| アクセス | 市ヶ谷駅(JR中央線など)徒歩8分。四ツ谷駅(JR中央線など)徒歩12分。麹町駅(東京メトロ有楽町線)徒歩3分。半蔵門駅(東京メトロ半蔵門線)徒歩6分 | ||
| 設立 | 明治3年 | ||
| 校種 | 私立女子校(中高一貫・高校募集なし) | ||
| 理念 | プロテスタント精神に基づく、自由・主体性・人格の成長 | ||
| 校風 | 自由で明るく、活発な生徒が多い。責任感と自主性を育てる校風。 | ||
女子学院は、**女子御三家(桜蔭・女子学院・雙葉)**の一角であり、
“自由・自立・個性” を尊重する雰囲気が強い学校。
校則は最小限で、主体性を重んじた教育が特徴です。
✨ 教育方針・特色
- キリスト教教育(プロテスタント)
毎朝の礼拝を含む精神教育が大きな柱。
他者へのまなざしや感謝の気持ちを育てる。 - 自由で主体性を尊重する校風
服装・髪型の細かい校則はほぼなく、自治活動も盛ん。
「自分で考えて行動する力」を自然と身につける文化。 - 基礎を徹底した学問教育
特に国語力・思考力を重視。
難問奇問ではなく、論理的な深い理解を求める授業スタイル。 - 学校行事・部活動も活発
活動的で明るい雰囲気の生徒が多く、勉強と学校生活の両立がしやすい。 - 大学進学実績も安定
東大・医学部・難関私立に多数進学。
自由だけでなく「学びの厳しさ」が共存している学校。
📘 募集要項(2026年度)
◆ 募集人数
- 女子 240名
◆応募資格
- 2026年 3 月小学校またはそれに準ずる学校を卒業見込み、もしくは卒業した女子
- 親元から通学することができる
- 通学に要する時間が、通常の交通機関(特別料金を必要としない)を用いて90分以内の者
🧾 出願(インターネット出願+書類郵送)
- 出願方法:Web出願(miraicompass)+書類郵送
- 検定料:25,000円
📅 出願スケジュール
- ID登録開始・報告書様式等印刷開始
2025年11月10日10:00 - 情報入力期間
2025年12月20日10:00〜2026年1月15日正午 - 受験料支払・出願期間
2026年1月10日10:00〜2026年1月15日正午 - 出願書類受付(郵送のみ)
2026年1月15日消印有効
📮 提出書類(郵送)
- 報告書
- 受験票控え
※ 女子学院には「家庭調書」「保護者記入用紙」はありません(桜蔭との大きな違い)。
🧪 入試(2026年2月2日)
| 試験種別 | 内容 | |
|---|---|---|
| 筆記試験 | 国語・算数・社会・理科(各40分・各100点の合計400点) | |
| 面接 | 受験生のグループ面接(10〜15分) 保護者面接なし | |
🌟 JGの特徴
“グループ面接が重要”。
他の御三家(桜蔭:個別/雙葉:個別)と違い、
“コミュニケーション力・発言の積極性”も見られます。
📢 合格発表(Web及び校内掲示)
- 2月3日11:00(Web)
- 2月3日13:00~15:00、2月4日10:00~15:00(校内掲示)
💼 入学手続
| 項目 | 内容 | |
|---|---|---|
| 手続期限 | 2月4日15:00まで | |
| 入学金 | 380,000円 | |
| 新入生物品販売 | 2月14日10:00~15:00 | |
| 新入生保護者オリエンテーション | 3月7日13:00~16:00 | |
💴 初年度納入金(2026年度予定)
| 項目 | 金額 | |
|---|---|---|
| 入学金 | 380,000円 | |
| 授業料 | 540,000円 | |
| 施設費 | 228,000円 | |
| 教育充実費 | 26,400円 | |
| JG会・生徒会・クラス費等 | 約16,000円 | |
| 旅行積立金 | 約50,000円 | |
| 寄付金 | 1口100,000円(3口以上) | |
※ その他教材費、ICT機器購入費等が別途必要です
📊 入試結果(推定データ)
女子学院も桜蔭と同様、
合格最低点・平均点・倍率は公式非公表。
◆ 推定倍率
- 受験者:約600〜700人
- 募集:240名
- 推定実質倍率:2.3〜2.4倍
◆ 推定合格ライン(非公表のため)
- 正答率:60%前後が一般的なライン(年度差あり)
📚 出題傾向(JGらしさ)
🔸 国語
- 長文読解重視
- 思考力・根拠説明の記述が多い
- 心情理解と論理のバランスが必要
🔸 算数
- 標準〜やや難レベル
- 図形・速さ・場合の数が頻出
- 桜蔭ほど難化しないが、ミスをすると致命的
🔸 理科・社会
- 資料読解+知識
- 説明力を問う問題が多め
🔸 グループ面接
- 元気な発言が有利というより
“自分の意見を落ち着いて話せるか” を重視 - 穏やかで協調性があるタイプが評価されやすい
🤝 併願校・受験層
- 併願例:桜蔭・雙葉(女子御三家)/豊島岡女子/吉祥女子/渋谷幕張/鴎友
- 受験層:
✔ 主体性と自由を重んじた家庭
✔ 明るく活発なタイプの女子
✔ 校風×立地で選ぶ家庭が多い
✨ まとめ
女子学院は、
「自由」×「主体性」×「学びの深さ」 を両立する女子最難関校。
プロテスタント精神に基づく落ち着いた教育と、
生徒の自主性を尊重する校風が、多くの家庭に支持されています。
学問・生活・人格形成のバランスが取れた学校として、
女子御三家を志望する受験生にとって欠かせない選択肢です。
女子御三家ナビ
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🔵 桜蔭中学校(2026年度)
最難関女子校。静かで凛とした雰囲気と、深い学力形成が特徴。
✔ 自主・自律を重んじる伝統校/理数強
👉 桜蔭中学校の入試要項まとめはこちら
🟢 雙葉中学校(2026年度)
清楚で落ち着いた校風。
✔ 幼小中高一貫/カトリック教育/丁寧な学力形成
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