1月受験(前受け)は「練習」と言われることもあります。
でも実際は、結果もメンタルも2月本番に直結します。
特に、午前午後で2校受ける/再受験する/追加受験する…となると、併願の考え方が一気に難しくなります。
この記事では、1月受験の併願を組むときの考え方を、我が家の実例(午前午後→再チャレンジ→追加受験)を交えながらまとめます。
※学校ごとに日程や制度は変わるので、考え方の参考として読んでください。
1月受験の併願は「3つの目的」を決めると迷いが減る
まず大前提として、1月受験の目的は家庭によって違います。
ここが曖昧だと、学校選びも日程もブレやすいです。
我が家は、1月受験をこの3つの目的で捉えていました。
目的① 本番環境に慣れる(緊張しやすい子ほど重要)
- 試験会場の空気、朝の動き、待機、昼食、時間管理
- “本番で力を出す”練習
目的② 合格を取りに行き、心を安定させる
- 2月本番の前に「合格がある」状態を作る
- 親子のメンタルが安定する
目的③ 併願のシミュレーション(連戦の回し方)
- 午前午後受験がある場合、体力・移動・軽食・待機まで含めて試す
- 「現実的に回るか」を確認
併願の基本形|「安全・実力・チャレンジ」を混ぜる
1月受験でよくある失敗は、チャレンジに寄せすぎて“折れる”か、逆に安全に寄せすぎて“学びが少ない”こと。
おすすめは、次の3種類を混ぜることです。
- 安全校(合格を取りに行く)
- 実力校(現実的に戦える)
- チャレンジ校(届くかどうかの確認)
※家庭の方針によって比率は変えてOK。
我が家は「メンタルの土台」が目的だったので、合格を取りに行く要素を重視しました。
午前午後受験を入れるかどうか|入れるなら「切り替え設計」が必須
午前午後2校は、経験値が上がる反面、負荷も大きいです。
午前午後受験のメリット
- 本番の練習になる(朝〜夕方の長丁場)
- 併願の動線をシミュレーションできる
- 1日で結果が動く可能性がある
午前午後受験のデメリット
- 体力と集中力が削られる
- 午前の出来が午後に響くことがある
- 親も待機が長くなり、メンタルが削られる
午前午後受験をするなら決めておくこと(重要)
- 午前終了後は反省会をしない
- 軽食は「食べやすさ最優先」(温かいものが強い)
- 服装は調整できる前提(会場の寒暖差がある)
我が家の実例|午前午後→再受験→追加受験で「組み直した」
ここからは、我が家の流れです。
| 日付 | 区分 | 学校 | 狙い(目的) | 結果・メモ | ||
| 1/10 | AM | 栄東 | チャレンジ | ×(難しかった) | ||
| 1/10 | PM | 埼玉栄 | 合格+医進狙い | 難関大○/医進×(-4) | ||
| 1/16 | AM | 栄東 | 立て直し | 東大クラス○(翌10時) | ||
| 1/20 | AM | 専修大松戸 | 自信回復 | 特待○ | ||
1/10 午前:栄東(チャレンジ)
「まずはチャレンジも入れておきたい」という位置づけ。
結果は不合格で、本人は「ただただ難しかった」という感覚が強く残りました。
1/10 午後:埼玉栄(医進コース狙い)
「合格を取りに行く+上位コースも狙える」という目論見。
結果は、難関大コースは合格でしたが、医進コースはあと少し届かず、本人は泣きました。
1/10のポイント:合格があっても折れることがある
併願を組むとき、「合格が出れば立て直せる」と思いがちです。
でも子どもは「目標に届いたか」「得意科目ができたか」で気持ちが揺れることがあります。
併願は途中で組み直していい|むしろ“早く”組み直すと流れが変わる
1月受験は、2月本番が迫っています。
だからこそ、うまくいかない時は「様子を見る」より、早めに相談して組み直す方が結果的にラクでした。
我が家は塾の先生に相談し、
- 栄東2回目(1/16) に再チャレンジ
- 専修大松戸(1/20) を追加
という形に組み直しました。
再受験(2回目)を入れるメリット
- 本番環境に慣れる(緊張しやすい子に効く)
- 成功体験を入れてメンタルが立て直る
- “流れ”が変わることがある
実際に我が家は、栄東2回目で想定外の上位クラス合格が出て、そこから気持ちが変わりました。
追加受験を入れるメリット
- 安心材料(合格)を積みやすい
- 子どもの「自信」を回復させやすい
- 2月への土台が固まる
我が家は専修大松戸で特待合格が出て、本人の表情がはっきり変わりました。
1月受験の併願で気をつけたいこと(体験から)
1)子どもは「合否」より「手応え」で崩れることがある
得意科目(特に算数)が崩れると、合格が出ていても折れます。
2)親の待機・寒さ対策は“併願設計の一部”
1月の待機場所(体育館など)は冷えることがあります。
親の体調とメンタルが削られると、子にも伝わります。
3)先生に相談するなら“情報”を持っていくと早い
- 本人の状態(緊張しやすい/切り替えが苦手など)
- 当日の感想(算数が崩れた等)
- 今の併願の目的(合格を取りに行く/練習優先など)
まとめ|1月受験の併願は「目的→負荷→組み直し」で考える
1月受験は、予定通りにいくとは限りません。
でも、途中で組み直していい。むしろ早めに組み直すと流れが変わることがあります。
- 目的を決める(練習/合格/シミュレーション)
- 午前午後受験は切り替え設計までセット
- うまくいかなければ、先生に相談して組み直す
この考え方が、1月受験で一番役に立ちました。
今だからこんなにまとめられていますが、1月の時点では、栄東でチャレンジしないで、大宮開成のような実力相応にしておいたほうがよかったのだろうか、2回目の受験ではもしダメだったらどうしよう、専修大松戸だって受かるとは限らないのではないか、娘の実力がどこの位置にあるか見間違えていたのか等、いろいろなことが頭を駆け巡っていました。
親の中だけで考えているよりも、やはりプロの塾の先生へ相談できたことが一番よかったです。このまま2月に突入したらよくないなと感じたら塾へ助けを求めにいきましょう。きっと力になってくれるはずです。


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