「親は当日どう動けばいいの?」
「控室って何するの?」
「声かけはどこまでしていい?」
…これ、実は受験直前の保護者が一番迷うポイント。
この記事では、
当日の親の動き方を“安心・効率・メンタル”の視点でまとめた保存版ガイド をお届けします。
入試当日の朝、親がやるべきことは“3つだけ”
① 時間に余裕を持って出発する
→ 遅延・混雑・トラブルのリスクをゼロにする最大の方法。
② 子どもの“いつも通り”を守る
- 朝ごはん
- 服装
- 持ち物
- 家を出る流れ
これらを変えないことが、子どもの安心につながる。
③ 余計な話題は出さない
NG:「昨日の過去問どうだった?」
OK:「大丈夫」「いってらっしゃい」
→ 朝の言葉は“メンタルの方向性”を決める。
学校到着後|ここで焦らず行動するとスムーズ
① 入口の案内に従う(混乱しやすいポイント)
・学校によって動線が違う
・案内係の誘導に従えば迷わない
② 子どもと別れる前の声かけは“短く・安心を伝える”
例:
「ゆっくり読めば大丈夫だよ」
「最後まで問題を見てね」
「終わったら迎えに来るね」
これだけで十分。
③ 親が焦った顔をすると、子どもはすぐ気づきます
→ 親が落ち着いているだけで、子どものメンタルが安定する。
控室での過ごし方|やっていいこと・やらない方がいいこと
◎ やっていいこと
- 本を読む
- 軽く仕事
- スマホ(マナーモード)
- 次の受験日の確認
- 深呼吸してリラックス
親が“平常モード”でいると、子どもが戻ってきたとき安心しやすくなる。
✖ やらない方がいいこと
- 他の家族の会話を聞いて焦る
- 偏差値・合格判定の話を見返す
- 直前に問題を解く
- 親同士で情報交換(不安をもらうだけ)
特に控室の会話は危険!
気が散る話・余計な情報が多いので距離を置いてOK。
試験中の親の“最適な待ち方”
① 外で散歩・カフェで待つのもアリ
控室で不安になるタイプの親は、環境を変えるのが正解。
② SNSは見ない(心が乱れる)
受験当日のSNSは不安ワードが多く、メンタルの敵。
③ 次の移動ルートだけ確認しておく
午後受験がある場合、最重要。
試験終了後の声かけ|これが“成功の分岐点”
絶対NGワード
- 「どうだった?」
- 「できたの?」
- 「何問間違えた?」
子どもは疲れ切っていて、答える気力がないことが多い。
正解の声かけ
- 「おつかれさま」
- 「よく頑張ったね」
- 「終わったからもう大丈夫だよ」
これだけでOK。
振り返りはその日の夜 or 翌日で十分。
できていたら晴れやかな顔で出てくるだろうし、すぐに話をしたがる場合が多い。
落ち込んでいた顔をしたときのプラスになる声掛けを考えておきましょう!
午後受験がある場合の親の動き(重要)
① 食べやすいお昼を準備
→ 温かくなくてOK。消化が良いもの。
② 子どもの“表情”の変化をチェック
・疲れているか
・眠そうか
・お腹は痛くないか
午後の集中力はここで決まる。
まとめ|親が落ち着いているだけで、子どもは強くなる
入試当日の親の役割は、
子どものメンタルを安定させる“空気づくり” に尽きます。
- 朝はいつも通り
- 別れ際は短く
- 控室では静かに
- 迎えの言葉は優しく
- 親が落ち着くほど、子どもは伸びる
この“見えないサポート”が、入試当日には最大の力になります。


コメント