MENU

iDeCo最新改正2025。40代主婦が知るべきメリットと注意点

「iDeCoって、なんとなく難しそう…」
40代になり、家計・教育費・老後のことが気になってくると、気になるけど一歩踏み出しづらい制度でもありますよね。

私自身も何年も気になりつつ後回しにしてきたタイプなのですが、
2025年の法改正(年金制度改正)で、iDeCoは“かなり使いやすく”変わります。

目次

1. 2025年法改正でiDeCoはどう変わる?

2025年に予定されている法改正では、iDeCoの制度が以下のように大きく変わります。


① 加入可能年齢が「70歳未満」まで延長

これまでは60歳 or 65歳未満など年齢制限がありましたが、
今後は“70歳手前”まで加入可能 に。

40代からでも、「スタートが遅かった」と焦る必要がなくなります。


② 掛金上限が引き上げられる

特に会社員(企業型DCあり/なし)、公務員、個人事業主で金額が異なりますが、
全体的に “余裕をもって積み立てられる制度” に調整されます。

ムリに増額しなくてもいいですが、
「生活に余裕がある年だけ増やす」という柔軟な使い方もできるようになります。


③ 会社員の“企業型DCとの合算ルール”が整理

これまで
「会社の企業型年金があるからiDeCoがあまり積めない…」
と不満を感じていた人も多い制度。

改正後は

  • 公平性が高まり
  • 働く形態による差が減り
  • 使い勝手がよくなる
    という方向性に。

これにより、会社員でも“自分の意思で増やせる”余地が広がります。


2. 40代主婦が知っておきたい「iDeCoの3つのメリット」

今回の法改正は、40代〜50代の女性にとって追い風です。


メリット① 所得控除で手取りが増えやすい

iDeCoの掛金は 全額が所得控除 になります。

  • 住民税
  • 所得税

この2つが確実に軽くなるため、節税効果は“数字でハッキリ実感”しやすい制度です。


メリット② 時間に合わせて「ゆるく続ける」ことがしやすくなった

加入可能年齢が伸びたことで、40代でも全く遅くありません。

“毎月○万円じゃないと意味がない” ではなく、
自分のペースでゆるく、細く、長く が実現できます。


メリット③ 家計の負担になりにくい仕組み

iDeCoは

  • 途中で掛金の増減OK
  • 一時停止もOK
  • 運用商品は自由に変更OK

「しんどいときに休める制度」という点が、とても心強いです。

大工の嫁として思う。「個人事業主こそ、iDeCoの恩恵が大きい理由」

ここからは、大工の嫁としての“リアルな視点” です。

個人事業主の家庭は、会社員とは全く違う家計構造です。

  • 厚生年金がない
  • 社会保険は全額自己負担
  • 福利厚生がない
  • 収入の波が大きい
  • 税金と保険料の負担が重い

だからこそ、
iDeCoの所得控除が“ダイレクトに効く立場” なんです。


個人事業主は控除の効果が大きい

たとえば毎月2万円積み立てる場合、
年24万円が所得控除になります。

税率10%+住民税10%なら
年間4.8万円の節税。

これは個人事業の家計にとって大きい。
会社員と違い「税金=生活への直撃度合」が高いため、
iDeCoは“節税と老後準備を一度にできる”貴重な制度です。


収入の浮き沈みがある家業こそ、長期の自分年金が心強い

大工・職人・フリーランス…どの仕事も年によって収入差があります。

iDeCoは、

  • 小額でもいい
  • 一時停止できる
  • 長期でコツコツ増やせる
    という特徴が、個人事業主の生活にとても馴染みます。

“自分で自分を守る仕組み”として、iDeCoは強い味方。

国民年金だけでは、心細く、体が資本の仕事をしている限り不安はなくなりませんが、イデコを始めて少しずつ貯めてきた金額を見ていると少しずつ不安が安心に変わっていきます。


3. 注意すべきポイント(ゆる投資スタイルに合わせて)

iDeCoは万能ではありません。
続けやすくするために、ここだけ意識しておくと安心です。


デメリット① 60歳まで引き出せない

これは最大の特徴であり、最大の注意点。

だからこそ
「生活が苦しくなる額ではやらない」
が鉄則です。


デメリット② 元本割れの可能性はゼロではない

投資商品を選ぶため、
大きく増える可能性もあれば、減ることもあります。

→ だから “ゆるく、無理なく、長く続ける” が正解。


デメリット③ 想定より収入が落ちる時期は負担になる

でも、iDeCoは

  • 掛金変更
  • 停止
    が可能なので、心配しすぎなくてOK。

4. 今日からできる“ゆるiDeCoの始め方3ステップ”

① 無理なく続けられる金額を決める

若いうちは月5,000円〜1万円でも十分。
40代では、正直言いますと3万円くらいできるとベストです。
長く続ける方が大切。


② 金融機関(ネット証券など)を選ぶ

手数料が安く、商品数が多いところが安心。


③ 運用商品は「超シンプル」でOK

最初は

  • バランス型
  • インデックス型
    など1〜2種類で十分。

5. まとめ:法改正を味方に、自分のペースでiDeCoを育てよう

2025年の法改正で、iDeCoは確実に“使いやすい制度”になっています。

  • 年齢が伸びた
  • 掛金枠に余裕が出た
  • 自分で調整しやすくなった

そして何より、
40代主婦・個人事業主の家庭にとってメリットが大きい制度 です。

もちろん、無理をする必要はありません。
あなたのペースで、あなたの生活に合わせて、
“ゆるく長く”続けることが、いちばんの力になります。

未来の安心は、今日の小さな一歩から。
できるところから、一緒に備えていきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

私の紹介です。
私は大工の嫁になって、15年ほどになります。
サラリーマン家庭に育った私には”自営業(しかも一人親方)”というものが
さっぱりわかっておらず、この15年、驚きの連続でした。
私自身は大学卒業後社会に出て会社員として17年働き、2020年からフリーで個人事業主として毎年確定申告をしています。
もし、今まさに自営業の方と結婚しようとしている方、もうすでにご結婚されている方に向けて少しでもお役にたてることがあればと思ってこのブログをはじめようと思いました。
現在中学受験の受験生を抱えているということもあり、子供についての記事も上げていけたらと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次