「みんなもう投資を始めてるでしょ?」
SNSやテレビで“株買ったよ”“NISA始めたよ”という投稿が流れてくると、私も「自分も急がなきゃ」と焦ることがありました。
でも、実は日本で“投資を始めている人”は想像以上に少数派です。
その事実を知ると、逆に「私にもチャンスがある」と気づけます。
今回は、最新データをもとに「投資人口」の実態を一緒に見ていきましょう。40代の主婦であるあなたにこそ響く“ゆるく始める投資”のヒントもお伝えします。
日本の投資人口の最新データを読む
最新の調査によると、18歳以上を対象に「株式・投資信託・公社債のいずれかを保有している人」の割合(有価証券保有率)は 約24.1% です。
つまり、100人中24人程度。
このうち、株式保有は14.1%、投資信託保有は12.6%というデータもあります。
さらに、「投資に興味を持っていて、かつ始めている」人の割合は22.8%という調査もあります。
数字から見えてくるのは、
“投資=みんながやっている”わけではない
という現実。そして、
“今からでも間に合う”という安心感。
40代・主婦層の状況と読み解き
データをもう少し細かく見ると、例えば「投資信託の保有者比率」において40代が15.3%という報告もあります。
これはつまり、約6〜7人に1人しか投資を持っていない世代ということ。
だからこそ、“始める価値”があります。
なぜこの年代の保有率が低めなのか、考えられる理由があります。
- 子育て・家事・仕事で毎日が忙しい
- 教育費・老後費用・生活費など、優先すべきことが多い
- 投資=リスク・難しいというイメージが強い
- 情報が多すぎてどこから手をつければいいか分からない
でも逆に言えば、
“時間もない”“専門家じゃない”“使える余裕資金も少ない”という立場だからこそ、
「無理せず続ける投資=ゆる投資」 が非常にフィットします。
だからこそ“ゆる投資”が今こそ意味を持つ理由
このデータが示しているのは「まだ始めていない人が多い」ということ。
言い換えれば、 スタートラインにつけていない人が多数派 ということです。
スタートラインに立てば、以下のようなメリットがあります。
- 早く始めるほど“複利”の力が働きやすい
- 情報過多にならず、自分のペースで学べる
- 忙しい毎日でも“続けられる仕組み”を作れば負担が減る
- 周囲がまだ動いていないからこそ、自分のペースで進みやすい
「みんなやってるから私も」ではなく、
「多くの人がまだ始めてないからこそ、私が始めてみる」
というマインドに切り替えるだけで、気持ちが軽くなります。
まず今日からできる3つのこと
1. 月額1万円など“始めやすい金額”を決める
無理なく続けられる金額でスタート。
わずかな金額でも「継続」が一番の力になります。
2. 投資記録をつける習慣を始める
スマホのメモでもノートでもOK。
「いつ・何を・いくらで買ったか」「どう感じたか」を記録することで、振り返りが強みに変わります。
3. 情報の入口を1つに絞る
ネット・SNS・本…情報が多すぎると迷います。
まずは信頼できる1つの媒体を決めて、ゆるく更新を追っていきましょう。
まとめ:データを味方に、自分の一歩を
「投資している人=多数派」という言葉に流されないでください。
実際の数字は、むしろ始めていない人が大多数という現実を示しています。
だからこそ、今 “ゆる投資” を始める価値があります。
40代・主婦・子育て世代という立場も、決してハンデではありません。
むしろ「時間も資金も限られているからこそ、ゆるく・長く続けられる」強みがあります。
あなたのペースで、あなたのスタイルで、
少しずつお金を育てていきましょう。
今日の小さな一歩が、未来の安心につながります。
▼ 参考資料
(気になる方はこちら)
・日本証券業協会「個人株主調査 ○○年」
・Vertex Capital「投資意識調査」
・野村アセットマネジメント「投資信託に関するアンケート」
・MMD研究所「投資に関する意識調査」

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