生理前後になると、体が一気に重く感じたり、脚がパンパンにむくんだりしませんか。
私自身も、生理前はふくらはぎや膝まわりが特に重くなりやすく、歩くだけでも疲れやすい日があります。
体重が増えたように見えて落ち込むこともあるけれど、実はこれ、毎月の“体の仕組み”がつくる自然な変化。
だからこそ、 食べ方と習慣を少し整えるだけで、翌日の体は驚くほど軽くなる と実感しています。
この記事では、生理前後のむくみが起きる理由と、今日からできるケアをまとめて紹介します。
生理前後にむくみやすい理由
生理前はホルモンバランスが大きく変化する時期です。
特に「プロゲステロン」というホルモンの影響で、次のような状態が起きやすくなります。
- 水分をため込みやすい
- 血流やリンパの流れが滞る
- 体が冷えやすい
- ストレスで自律神経が乱れやすい
「太った」のではなく、あくまで “溜め込みモード” に入っているだけ。
そう思えると、気持ちも少しラクになります。
今日からできる“むくみ軽減ルーティン”
朝の白湯
朝いちばんに飲む白湯は、内臓の温度を上げて巡りを促進します。
生理前は特に冷えやすいので、ゆっくり飲むと効果が出やすいです。
深い呼吸で副交感神経をオン
「4秒吸って、6秒吐く」だけ。
緊張をゆるめてくれるので、むくみの原因になるストレス反応も落ち着きます。
足首回し・つま先立ち
血流改善の即効テクニック。
特にふくらはぎは“第二の心臓”といわれる部分なので、軽く動かすだけでも体が温まりやすくなります。
ふくらはぎを下から上へ優しくさする
強く押す必要はありません。
「下 → 上」に流すイメージで1〜2分。
テレビを見ながら・寝る前でもOKです。
食べ方で巡りを整える
カリウムをとって水分バランスを調整
むくみ軽減に効果的です。
おすすめは、
- バナナ
- ほうれん草
- きゅうり
- 海藻
- りんご
食べやすいものから取り入れてみてください。
温かい汁物を1日1回
味噌汁、スープ、お鍋。
温かいものを体に入れると、冷えにくくなり巡りも良くなります。
カフェインは“ほどほど”に
生理前後は体が冷えやすいので、
いつもよりコーヒーの量を少し控えるだけでも脚の重さが変わります。
甘いものが欲しくなる時は「量を決めて」
ホルモン変化で甘いものが欲しくなるのは自然なこと。
我慢しすぎず、小さく満たしてあげる方が、結果的に食べすぎを防げます。
自律神経ケアでむくみを溜めない
夜のスマホ時間を短くする
寝る前の光刺激を減らすと、睡眠の質が上がり翌日のむくみが軽くなります。
湯船 or 足湯
お風呂が難しい日は足湯だけでも十分。
体がじんわり温まり、むくみが改善しやすいです。
軽いストレッチ
呼吸と組み合わせると効果がさらに出ます。
1〜2分でいいので「心地よい」と感じる範囲で。
私が実際にやっている“生理前後ルーティン”
実際の私が取り入れている内容を紹介します。
- 朝は白湯+軽いストレッチ
- 朝食は玄米入りごはん+温かいもの
- 歩けない日は無理に歩かない
- 夜はふくらはぎケア(下→上に軽く流すだけ)
- 足湯 or 湯船に入る日を増やす
- コーヒーは1日1杯に調整
こうした“小さな積み重ね”だけで、次の日の体が全然違います。
まとめ:ゆらぐ時期こそ、体を味方に
生理前後は、いつもより体がゆらぎやすくなる時期。
重さやむくみを感じても、それは体が“少し休もう”と教えてくれているサインです。
できる範囲で食べ方と習慣を整えていけば、
体はちゃんと応えてくれて、翌日の軽さにつながります。
無理せず、ゆるく、続けやすい範囲で。
あなた自身の体をいたわる時間を、ぜひ大切にしてください。

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