冬期講習の時期がやってきましたね。
短期間でぎゅっと詰め込むスケジュールに、子どもも親もヘトヘト…。
「やっても定着してるのかな?」「どこまでフォローしたらいいの?」
そんな不安を感じるのは、どの家庭も同じです。
でも、少しだけ“フォローの型”を決めておくと、講習の成果はぐんと変わります。
今回は、母ちゃん目線で見た「講習をムダにしない3つの家庭習慣」を紹介します。
① 「やりっぱなしノート」を防ぐ!日々5分のふりかえり
冬期講習中は、毎日新しい単元・新しい問題。
復習をためると、どこから手をつけていいか分からなくなります。
📋 コツは“その日のうちに5分だけ”振り返ること。
- 「今日いちばん印象に残った問題」を1つ書く
- 「ここはもう一度見たい」を付箋で残す
- 翌朝、朝ごはんのあとにチラッと見返すだけ
これだけでも“やったことが整理される”感覚が生まれます。
💬母ちゃんメモ:
「今日はどんな問題が印象に残った?」
そう聞くだけで、子どもの中で“学びの復習スイッチ”が入る。
② チェックより“聞き役”になる
つい、「ちゃんとやった?」「見せて」と言いたくなる時期ですよね。
でも、講習中はそれがプレッシャーになることも。
📋 フォローのコツは、“聞く”に変えること。
- 「今日、ちょっと面白かった授業あった?」
- 「むずかしかったけど、がんばった単元どれ?」
- 「先生、どんな話してた?」
テキストを見るより、子どもの口から出る言葉を聞くほうが、
理解度や気持ちの状態が自然に分かります。
💬母ちゃんメモ:
“見張る”より“聞く”ほうが、子どもは何倍も伸びる。
話しているうちに、自分で整理できていくのが不思議。
③ 「整理日」をつくる
講習が終わったあと、そのまま日常に戻ると、せっかくの努力が薄れてしまいます。
講習最終日か翌日を“整理日”にしておくのがおすすめ。
📋 やることリスト
- テキストをめくり、もう一度見たいページに付箋
- 間違いノートの「できなかった問題」に⭐印をつける
- 「この単元はできるようになった!」を子ども自身に書かせる
家で軽く整理しておくと、年明けにどこから再開すればいいかがすぐ分かります。
💬母ちゃんメモ:
“終わった”じゃなく“残った”を見つける日。
1回整理するだけで、冬期講習の価値が3倍になる。
まとめ|“やらせる”より“整える”がフォローのコツ
冬期講習は量が多いぶん、成果が見えにくい時期。
でも、親が“伴走者”として整理と切り替えを支えるだけで、
学びがちゃんと残っていきます。
焦らず、聞いて、褒めて、ときどき一緒に笑って。
家庭のフォローは「監督」ではなく「支える人」で大丈夫。
📣 次回予告:
「入試直前・親のメンタル保ち方と声かけ術」


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