こんにちは。暑い日々が続いていますが、皆様元気でお過ごしでしょうか。
突然ですが、私は会社員の家庭で育ち、大学を卒業してからもずっと会社員として働いてきました。
そんな私が結婚してぶつかった壁……それは、結婚相手が個人事業主(職人さん)だったことです。
当時の私は、個人事業主の大変さについて、テレビや周りから「仕事が不安定で大変」となんとなく聞いてはいました。
でも正直、「へー、そうなんだ」くらいの認識で、結婚時も「自分は仕事を続けるし、2人で協力すれば大丈夫」と軽く考えていました。
しかし、実際に生活を共にしてみると……収入の波や税金・保険のこと、仕事が少ない月の不安など、想像以上に戸惑うことばかり。
「知っていれば準備できたのに!」と、今振り返ると心から思うことも多いです。
この記事では、職人さんや個人事業主の旦那様と結婚した奥様向けに、私の体験談を交えながら知っておきたいポイントをご紹介します。
個人事業主とは?初心者向け解説
個人事業主とは、会社に属さず自分で仕事をして収入を得る人のことです。
職人さんやフリーランス、飲食店のオーナーさんなども含まれます。
私のパートナーもまさに一人親方でした。最初は「自由に仕事できていいな」と思いましたが、生活してみると会社員とは違う点が多く、戸惑うことがありました。
個人事業主の特徴(体験談付き)
- 収入の波がある
月によって仕事量が変わり、収入も上下します。
体験談:繁忙期は給与以上の収入もありましたが、閑散期は手取りが半分以下になり、生活費のやりくりに四苦八苦しました。 - 社会保険や税金の扱いが複雑
会社員のように給与天引きではなく、自分で手続きする必要があります。
体験談:所得税に関しては1年分まとめて、住民税(年4回ほど)や健康保険税(年8回ほど)と。まとまってお金が必要になることが多いので焦りました。 - 自由度が高い反面、安定性は低い
働く時間や仕事の内容は自由ですが、仕事がない月は収入ゼロのリスクも。
体験談:休日や夜間も仕事をしてもらうことがあり、家庭のスケジュール調整が必要でした。 - 経費として認められるものがある
仕事に関する支出は経費として計上でき、節税につながります。
体験談:道具や材料の購入費を経費にできることを知り、家計管理に活かせました。
初心者奥様向け:生活・お金の工夫
1. 家計管理
- 固定費(家賃・光熱費・保険料)と変動費(食費・交通費・娯楽費)に分けて管理
- 体験談:固定費を把握していたおかげで、閑散期も安心して生活できました。
2. 貯金の先取り
- 収入が多い月に、次の閑散期用の貯金を先に確保
- 体験談:数ヶ月分の生活費を貯金しておいたおかげで、収入が少ない月も安心でした。
3. 税金・保険の情報収集
- 確定申告や国民健康保険・年金を早めに確認
- 専門家や自治体に相談するだけでも安心
- 体験談:まとまったお金が必要なことが多く焦りました
4. 生活リズム・家庭内ルール
- 不規則な仕事に合わせて家事・育児スケジュールを調整
- 家庭内の役割分担を事前に話し合う
- 体験談:繁忙期の夕食時間のずれなども、話し合いでストレスを減らせました。
5. 情報共有で不安を減らす
- 収入状況や仕事の見通しを定期的に確認
- 体験談:週末に軽く話すだけで、急な出費や生活リズムの変化に対応できました。
奥様向けチェックリスト
- 固定費と変動費を把握している
- 毎月の収支を家計簿やアプリで記録している
- 次の閑散期用の貯金を用意している
- 確定申告や保険・年金の仕組みを理解している
- 家庭内の役割分担を話し合って決めている
- 収入状況を定期的に共有している
- 不安なときに相談できる環境がある
まとめ:不安でも大丈夫!
個人事業主と結婚すると、収入や生活リズムの違いで戸惑うのは当然です。
私自身も最初は不安でいっぱいでしたが、家計管理・貯金・情報共有など、少しずつ工夫することで安心した生活を作ることができました。
大切なのは、知識を身につけ、家庭内でルールや役割を話し合うことです。
これから結婚する方や、すでに職人さん・個人事業主の旦那様と暮らしている奥様も、準備と工夫を重ねれば安定した家庭生活は十分に可能です。
「知らなかったから不安だった」から、「知っているから安心」へ。
体験談を参考に、自分たちなりのルールと工夫を作って、前向きに家庭生活を楽しんでくださいね。
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