受験生と親が落ち着いて本番を迎えるための前日の過ごし方**
入試前日。
この日は、勉強以上に 過ごし方そのもの が大切になります。
- どこまで勉強する?
- 早く寝たほうがいい?
- 親は何を言えばいい?
前日に「正解」を求めすぎると、
かえって不安が大きくなってしまうことも。
ここでは、
やりすぎない・焦らせない前日の過ごし方をまとめます。
入試前日は「新しいことを増やさない」
まず一番大事なこと。
👉 前日は“仕上げの日”ではありません。
- 新しい問題集
- 新しい勉強法
- 新しい声かけ
どれも不要です。
前日は
これまでやってきたことを「確認する日」
と考えてください。
前日の勉強はどこまでやる?
① 勉強は「短く・軽く」が基本
前日の勉強は、
- 見慣れたノート
- まとめページ
- 暗記カードを数枚
など、安心できる内容だけで十分です。
時間の目安は、
- 午前〜昼:軽く確認
- 夕方以降:無理にやらない
「今日はこれだけ見た」でOK。
② 夜遅くまでの追い込みは不要
前日の夜に、
- 無理に詰め込む
- 苦手分野を一気にやる
のはおすすめしません。
理由は、
- 解けないと不安が増す
- 眠れなくなる
- 当日の集中力が落ちる
から。
**前日は“できることを増やす日”ではなく、
“不安を減らす日”**です。
前夜は何時に寝る?
③「早く寝なきゃ」と思いすぎない
よくある悩みが、
前日は早く寝たほうがいい?
答えは、
👉 「眠くなったら寝る」で大丈夫。
- 無理に布団に入らない
- 眠れなくても焦らない
多少寝つきが悪くても、
一晩で実力が落ちることはありません。
④ できれば「本番起床時間」を意識
可能であれば、
- 本番起床時間
- 遅くても+30分以内
を意識して布団に入れると、
当日の朝がラクになります。
でも、
完璧に合わせる必要はありません。
前日の準備は「確認」で終える
⑤ 持ち物は前日に最終チェック
- 受験票ファイル(※下表参照)
- 筆記用具
- 時計
- 防寒具
- 心休まるもの(教材やノート、先生や友人に書いてもらったお手紙等)
前日のうちに確認して、当日は触らない。
当日の朝は、
「確認だけ」にしておくのがポイントです。
※受験票と一緒にファイルに入れておくと安心なもの一覧
| 入れておくもの | 目的・理由 | ポイント |
|---|---|---|
| 受験票 | 本人確認・必須 | 折れ防止のクリアファイルに |
| 学校からの案内・注意事項 | 集合場所・終了時刻の確認 | 当日読み返せる紙が安心 |
| 交通経路メモ | 道順・乗り換え確認 | スマホ+紙の両方あると◎ |
| 緊急連絡先メモ | 万が一の連絡用 | スマホが使えない想定で紙に |
| 受験校ごとの簡易メモ | 動線をスムーズに | 集合時刻・入口の目印など |
| 少額の現金 | トラブル対応 | 封筒に入れてファイル内へ |
入試当日は、
「持っている」より「迷わず出せる」ことが大切。
受験票ファイルを1つ作っておくと安心です。
⑥ 服装・持ち物は“いつも通り”
- 着慣れた服
- 使い慣れた文房具
縁起担ぎで
新しいものを使う必要はありません。
親の関わり方で一番大切なこと
⑦ 親は「安心役」に徹する
前日に親ができる一番の役割は、
👉 落ち着いた空気を作ること
- 勉強の進み具合を聞かない
- 成績や結果の話をしない
- 不安を煽る言葉を言わない
「ここまで来たね」
その一言で十分です。
⑧ 不安を口にされたら
子どもが、
- 「不安だな」
- 「うまくいくかな」
と言ってきたら、
- 否定しない
- 正論で返さない
「そう思うよね」
「ここまでやってきたよ」
受け止めるだけでOKです。
前日は“いつもの夜”を作る
前日は特別な日ですが、
過ごし方は 特別にしない ほうがうまくいきます。
- いつものごはん
- いつもの会話
- いつもの流れ
それが、
一番の安心材料になります。
まとめ|入試前日は「整える日」
入試前日にやるべきことは、
- 新しく何かを足すことではなく
- これまでを信じること
前夜は、
👉 「ここまで来た」ことを確認する時間
当日は、
準備してきた流れに身を任せるだけです。


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