中学受験は、受けようと思えば午前校+午後校を組める時代。
実際、午前で1校受けて、午後にもう1校…という日程を組むご家庭も増えています。
でも悩むのがここ。
午後校が“近い”場合、みんなどうしてるの?
家に帰る?どこかで休む?勉強する?
この記事では、午前受験が終わってから午後受験までの空き時間の過ごし方を、
「近い場合」を中心に、現実的なパターンで整理します。
午前+午後受験の日に大事なのは「休憩」より「整えること」
まず大前提として、空き時間の目的はこれです。
- 午後も実力が出せる状態にする
- 焦り・疲れ・空腹を最小限にする
- “次に向かう”気持ちを静かに作る
つまり、新しく何かを足す時間ではなく、整える時間。
ここがブレないと、過ごし方の選択がラクになります。
近い午後校のとき、みんなの過ごし方は大きく3パターン
「みんなこう」という正解はありません。
ただ、多くのご家庭は以下のどれかに落ち着きます。
① いったん帰宅する(家が近い場合)
向いているケース
- 家が本当に近い(往復しても負担が少ない)
- 子どもが家だと落ち着くタイプ
- 着替え・荷物調整・トイレを確実にしたい
メリット
- 静かで休める
- トイレ問題が解決しやすい
- 食べ慣れた昼食を出せる
注意点(ここが落とし穴)
- 家に帰ると“気が抜ける”子もいる
- ダラダラすると、午後の切り替えが難しい
帰宅するなら成功しやすいコツ
- 帰宅後の流れを固定する(例)
- 手洗い→トイレ→飲み物
- 軽食(食べられる分だけ)
- 10分だけ目を閉じる/座って休む
- 時間になったら出発
- スマホやゲームは入れない(揉める原因になりやすい)
「帰宅=休む」ではなく、
帰宅=整える場所を確保すると考えると失敗しにくいです。
② 近場で休憩する(ホテルロビー/ファミレス/カフェなど)
向いているケース
- 帰宅は難しいが午後校は近い
- 移動を増やしたくない
- 時間管理をシンプルにしたい
メリット
- 午後校の近くで落ち着ける
- 移動が少なく、体力温存できる
注意点
- 混雑・座席確保がストレスになりがち
- トイレが混むと焦りやすい
成功しやすいコツ
- 休憩場所は「候補を2つ」用意しておく
- 静かさより、まずは
①トイレ ②座れる ③移動が短い を優先 - 食事は“軽く・食べやすく”でOK
③ 学校周辺で最低限の調整だけして向かう(短時間で切り替え)
向いているケース
- 午後校までの空き時間が短い
- 子どもが切り替えが早いタイプ
- 余計な刺激を減らしたい
メリット
- テンポ良く動ける
- 余計なイベントが増えない
注意点
- 休む時間が少なく、疲れが残りやすい
- 食事が雑になりやすい
短時間でも回る“ミニルーティン”
- トイレ→飲み物→一口食べる
- 深呼吸(ゆっくり息を吐く)
- 「今日やることはやってきた」で締める
どれを選ぶ?迷ったときの判断チェックリスト
選び方の基準は「家庭の価値観」ではなく、子どもが午後に実力を出せるかです。
移動・時間の現実
- 午後校までの移動は Door to Door で何分?
- 空き時間は何分ある?(実質の余裕は?)
子どものタイプ
- 家に帰ると落ち着く?それともダレる?
- 環境が変わると疲れる?それとも平気?
トイレ問題
- 安心して行ける場所が確保できる?
- 行列のストレスを避けられる?
親の落ち着き
- 親が焦りやすいなら、ルートは単純なほうがうまくいく
(親の焦りは子どもに伝染します)
昼食は「勝負飯」より“食べられる飯”が正義
午前+午後受験の日は、完璧な栄養よりも
- 食べ慣れている
- 少量でも口に入る
- 消化に負担がない
この3つが最優先です。
よくある選択肢
- おにぎり(小さめ)
- バナナ
- ゼリー飲料
- 温かいスープ(可能なら)
- 一口サイズのパン
「全部食べられなくてもOK」。
午後に眠くならない量がちょうどいいこともあります。
ありがちな落とし穴(避けるだけで成功率アップ)
“空き時間に勉強させよう”として焦る
待ち時間に新しいことを詰め込むと、
不安が増えたり疲れたりしやすいです。
確認程度で十分。
席がなくて右往左往する
休憩場所は「候補2つ」+「最悪の代替(駅のベンチ等)」まで想定。
帰宅してダラダラする
帰宅するなら、帰宅後の流れを固定。
「休む」より「整える」です。
まとめ|近い午後校は「整える場所」を先に決めれば迷わない
近い午後校のとき、過ごし方の正解はひとつではありません。
ただ、うまくいくご家庭に共通するのは
- 目的は午後に実力を出すこと
- 選択肢は3パターンに整理できる
- 事前に“整える場所”を決めておく
この3つです。
空き時間は、追加で頑張る時間ではなく、
午後に向かうための準備の時間。
それだけで十分です。


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