入試が近づくほど、やることが増えて見えてきます。
でも直前期は「頑張るほど伸びる」よりも、優先順位を間違えないほど点が落ちない時期。
この時期に大事なのは、勉強を増やすことではなく
**“点になる形に整えること”**です。
この記事では、本番2週間前からの「やること・やらないこと」を、親子それぞれの視点でまとめます。
直前期の結論:増やさない。整える。守る。
直前期に強い家庭は、共通してこれをやっています。
- 増やさない(新しいことを足さない)
- 整える(点に直結する形にする)
- 守る(睡眠・体調・ルーティン)
「やる気があるから増やす」は、直前期では逆効果になりがち。
ここからは優先順位で迷わないように整理します。
子ども側:やることの優先順位(上から順に)
1位:睡眠と起床時間を固定する
直前期は、睡眠がそのまま得点に直結します。
- 起床時間は入試当日に近づける
- 夜ふかしで帳尻合わせはしない
- 眠れない日があっても焦らない(焦りが一番眠れなくなる)
「勉強時間」より「起床固定」。これが最優先です。
2位:過去問は“新しい年”より“直し”を優先
直前期の過去問は、年数を増やすよりも
落とした問題を拾えるようにする方が点が上がりやすいです。
おすすめの直し方はこの流れ:
- 間違いを分類する(計算/読み違い/知識不足/時間配分)
- “次に同じ形が出たら取れる”状態にする
- 直しは短く回す(長時間やりすぎない)
3位:弱点は「1つだけ」改善する
不安なほど、あれもこれも直したくなります。
でも直前期は、弱点を広げると気持ちも崩れやすい。
- 直す弱点は 1つだけ
- やる時間は 10〜20分で固定
- “毎日少し”で十分
4位:ケアレスミス対策(ここは伸びやすい)
直前期に一番効きやすいのは、実はここ。
- 問題文の線引き(条件チェック)
- 数字・単位の確認
- 見直しの順番を固定
「見直しする」ではなく、
“見直しの型”を決めるのがポイントです。
5位:当日の動きをシミュレーション(勉強より効くことがある)
不安は「未知」から生まれます。
当日の流れを一度言語化すると、心が整います。
- 起床→朝食→出発→集合
- トイレのタイミング
- 午前午後がある場合の空き時間
“想像できる”だけで、当日の焦りが減ります。
子ども側:やらないこと(直前期のNG)
×新しい教材・新しいやり方
直前期に増やすほど、頭が散ります。
やるなら「いつもの」。
×難問で自信を削る
直前期に必要なのは自信ではなく安定。
“取れる問題を落とさない”に寄せます。
×試験直後の反省会(午後がある日は特にNG)
午前午後がある日は、反省より切り替えが優先。
答え合わせは後でもできます。
親側:やることの優先順位(上から順に)
1位:家庭の空気を安定させる
直前期、親の不安は子に伝染します。
- 情報を入れすぎない
- 焦りを言葉にしない
- “いつも通り”を作る
親の役割は「叱咤」ではなく安定供給です。
2位:当日準備を“見える化”する(不安を減らす最強手)
おすすめは「受験票ファイル」。
- 受験票
- 学校の案内(集合・終了・注意事項)
- 交通経路メモ
- 緊急連絡先メモ
- 少額の現金
「持つ」より「迷わず出せる」が大事です。
3位:動線・時間・代替案を用意する(トラブル対策)
当日の不安は、ほとんどがここで減ります。
- 乗り換えトラブル時の代替ルート
- 集合の何分前に着くか
- 雨・寒さ対策(防寒具、カイロ)
4位:食事は“普段どおり+食べやすい”で守る
勝負飯より、消化と食べやすさ。
- 食べ慣れたもの
- 少量でも口に入るもの
- 新しい栄養ドリンク・サプリは当日導入しない
親側:やらないこと(直前期のNG)
×成績・合否の話を増やす
いま必要なのは結果の話ではなく、当日の安定。
×「どうだった?」を繰り返す
聞きたい気持ちは自然ですが、
直前期は“答え合わせ”が心を揺らしやすいです。
×家庭内の会話が受験一色になる
短時間でもいいので、
受験以外の話を挟むと気持ちが回復します。
まとめ|直前期は「増やす」より「整える」で点が落ちない
本番2週間前からは、優先順位がすべてです。
- 子:睡眠固定 → 直し優先 → 弱点は1つ
- 親:空気を安定 → 準備を見える化 → 動線を固める
焦ったときほど、
この記事の上から順に戻ってきてください。


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