先日、東京農業大学第一高等学校中等部(通称:農一)の説明会とオープンキャンパスに参加してきました。
人気が高まっている学校のひとつで、実際に行ってみるとどんな雰囲気なのか、保護者としての目線で感じたことをまとめます。
農大一中等部とは?
世田谷区桜にある共学校で、教育理念は「知耕実学」。
単なる知識習得だけでなく、実験・体験・探究を通じて“生きた学び”を重視しているのが特徴です。
中高一貫の落ち着いた学習環境が整っていることも魅力のひとつです。
説明会の流れと雰囲気
- 受付・案内:スムーズで、配布資料もわかりやすく整理されていました。
- 学校紹介プレゼン:校長先生や先生方のお話から、学校の教育方針と生徒への熱意を感じました。
- 生徒さんインタビューによる学校紹介:入試や学校生活に関する具体的なことをインタビュー形式で回答されていてわかりやすかったです。
校舎・施設を見て感じたこと
- 広々とした廊下と教室で、落ち着いた学習環境。
- 新しい理科実験室や農業関連の体験施設など、実学に力を入れていることがわかる設備。
- 2026年にオープンする新校舎の続きの部分には大きな図書館も設置されるそうです。
- 広々としたラウンジや自習スペースも充実しており、放課後学習のしやすさを感じました。
授業・生徒の雰囲気
説明会当日は部活動や授業の一部も見学できました。
- 生徒たちは元気で挨拶がしっかりしていてまじめそうな生徒さんが多い印象。
- 研修旅行や課外授業では酪農体験や魚の加工体験、稲作体験などが取り入れられており、楽しそうに学んでいる様子が印象的でした。
- 制服や校風は比較的落ち着いた雰囲気で、自由と規律のバランスを感じました。
保護者目線での感想
- 通学アクセスは小田急線「経堂駅」や世田谷線「上町駅」から徒歩15分ほどで歩くと少し距離はありますが、バスも多く運行しており、比較的便利。
- 「知耕実学」という理念がしっかり体現されており、体験型・探究型学習を希望する子どもに合うと感じました。
- 夏期講習などが実施され、大学受験対策も学内で十分に行われている印象でした。
- 2025年から2月1日午前の入学試験も始まり、第一志望のお子様をとっていこうという気迫が感じられました。
- 食堂がないので、毎日お弁当が必要になる場合もあると思います。売店にちょっとしたお弁当やぱんの販売はありました。
- 近年人気校になってきているので、入試対策はしっかり準備が必要だと実感。
まとめ
農大一中は、体験をしながら学んでいくことを大切にしていて、学校の中で探究心を育てたいご家庭にぴったりの学校だと感じました。
知識と実体験の両方を重視する教育方針は、これからの時代に合っていると思います。
校長先生の「私たちの自慢はわが校の生徒たち一人ひとりですので、ぜひ生徒たちの顔を見て帰ってください。」という言葉に、とても学生を大切にしている学校なんだなと思いました。
これから受験を検討される方には、ぜひ一度説明会に参加してみることをおすすめします。
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