「野菜はイヤ!」とテーブルで顔をしかめるお子様、いらっしゃいませんか?
わが娘もイヤイヤ期真っ最中の2歳の頃、見たことのない野菜は「いらない」と口をつぐんでしまっていました。
いわゆる食べず嫌いです。
ある日、自分の幼少期を思い出し、人参のグラッセは嫌いでもてんぷらにした人参は好きだったなとか、インゲンもゆでただけだと嫌だけどてんぷらにしてくれたのは好きで食べていたなと。
そこで試してみたのが 変わり種の野菜天ぷら。
衣をまとった野菜はカリッと甘みが増して、まるで別の料理に!
「もっと食べたい!」とおかわりまでしてくれたんです。
今回は、そんな 子どもがパクパク食べてくれる母直伝の天ぷらレシピ を紹介します。
材料(2〜3人分)
- にんじん … 1本
- じゃがいも … 1個
- しそ…好きなだけ
- ちくわ … 2本
- 卵…1個
- 小麦粉 …大さじ5くらい
- 冷水 … 150ml
- 揚げ油 … 適量
💡 冷蔵庫にある野菜でOK!れんこん・玉ねぎ・かぼちゃもおすすめです。
作り方
1.下ごしらえ
- にんじん・じゃがいもは 細めの千切り(3mm程度) にする。(←千切りのやり方がわからない方は動画を参考にしてください)
- ちくわはお好みの大きさに切る
- シソは洗ってヘタをとっておく
2.衣をつくる
- ボウルに卵(1個)をとく
- ①のボウルに冷水・小麦粉を入れてよく混ぜる
👉 最初は少しゆるめに作り、足りなければ小麦粉を少しずつ追加して調整。
👉混ぜすぎないのがポイント。多少ダマが残っていてもOK。
3.揚げる
- フライパンに油を入れて熱する(大目に)
- 作った衣のボウルに千切りにしたジャガイモを入れて衣を菜箸でからめる
- ジャガイモを少しとって一塊にしてフライ返しにのせて揚げる
- ジャガイモの次は千切りにした人参。同じようにして揚げる。
- 人参がなくなったらシソの葉、ちくわに衣を絡めて揚げて完成!
👉 油に入れるときは 少しずつ。一度に入れすぎると温度が下がり、ベタっとしやすいです。
カラッと揚げるコツ
- 冷水を使うことで衣がサクッと仕上がる。
- 混ぜすぎない。衣のグルテンを出さないのが大切。
- 油の量はケチらず。具材が軽く浮くくらいがベスト。
👉今回つくったときも、最初は衣がゆるゆるで薄かったのであげてもばらばらになってしまって、小麦粉を少し足したらバラバラにならずにあげることができました。
子どもの反応
にんじんの天ぷらはほんのり甘く、じゃがいもはホクホク。
普段は緑色を嫌がる娘も、ピーマンの天ぷらを「ポテチみたい!」と食べてくれました。
「野菜=苦い」から「野菜=美味しい」に気持ちが変わった瞬間。
天ぷらのおかげで食卓がちょっと楽しくなりました。
まとめ
- 野菜嫌いな子どもでも天ぷらなら食べやすい
- 衣はゆるめに作り、冷水でさっと混ぜるのがポイント
- 千切り・薄切りで揚げやすくする
- 余った野菜を使って手軽に作れる
千切りのにんじんやジャガイモはあげるのにも結構手間がかかるので時間に余裕のある週末を利用して一度チャレンジしてみてください。仕事帰りにやるのは結構厳しいかも…。
ぜひ、お子さんと一緒に「変わり種野菜天ぷら」を試してみてくださいね!
今日のレシピはこちらの動画をご参考になさってください。
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