先日、子どもが流行性角結膜炎(通称「流行り目」)にかかり、登園禁止になってしまいました。
感染力が強く、家族にも広がるリスクがある病気なので、正しい知識と家庭での対策がとても大切です。
この記事では、流行性角結膜炎の基礎知識と、我が家が実際に体験した流行り目との闘いをまとめます。
目次
流行性角結膜炎とは?
- 原因:アデノウイルスによる感染症
- 感染経路:目をこする/タオルや洗面所の共有などでも感染
- 症状:充血、目やに、まぶたの裏側にブツブツができて涙が止まらない、まぶしさ、異物感、目のかゆみ、しょぼしょぼ感、ゴロゴロ感
- 注意点:結膜だけでなく角膜にも炎症が及ぶことがあり、視力に影響する場合もある
👉 とにかく「感染力が強い」のが特徴。子どもがかかると家族にもうつるリスクが高い病気です。
我が家の闘病体験
発症のきっかけ
保育園から「目が赤い」との連絡を受けて受診。すぐに「流行性角結膜炎」と診断され、登園禁止に。
症状の進み方
- 初日:目が赤くなり、まぶしそうにしていた
- 2〜3日目:目やにが増え、腫れも強くなる。38℃に発熱。ご機嫌もわるい。
- 4日目以降:解熱したが、もう片方の目にも広がり、再来院。ギマクというのがはってしまい、綿棒で先生が除去。(娘大泣き…。)
- 1週間:ようやく腫れがひき始めた。再々来院。少し膜があり先生により除去。
- 9日目:再々々来院。腫れもなくなり、先生よりようやく大丈夫の一言。
治療内容
- 点眼薬で症状を抑える(ウイルス性なので特効薬はなし)
- 通院は数回にわたり、経過観察が続きました
- もともと風邪のウィルスなので、とにかく休息と栄養をとることが重要
親として大変だったこと
- 嫌がる子どもをなだめながらの点眼
- 保育園に行けない期間が長くなるための家庭調整、仕事調整
- 家族にうつらないようタオル・洗面所を完全に分けること
- 手洗い、消毒
登園禁止と再開まで
- 医師の許可が出るまで登園不可
- 我が家の場合、発症から約10日間で登園再開の診断が出ました
- 園に提出する「登園許可証明書」は病院で発行
- 仕事や家庭生活への影響も大きく、会社にはきまづかったです
家庭で気をつけたこと
- タオル・枕カバー・洗面所を子ども専用にする
- 手洗い・うがいを徹底(特に点眼後)
- 洗濯は別にして、日光でしっかり乾燥させる
- 家族が目をこすらないよう意識する
- 入浴は最後にする
流行性角結膜炎の予防と対策まとめ
- 手洗いをこまめに
- タオルや洗面所は共有しない
- 目をこすらないようにする
- 早めに受診し、登園・登校の許可が出るまで休む
まとめ
流行性角結膜炎は、強い感染力と登園禁止による生活への影響が大きい病気でした。
大変な闘病期間でしたが、早めに受診して正しく対応すれば、重症化せずに回復できます。
小さなお子さんを持つご家庭は、**「もしも流行り目になったら」**を想定して、タオルや洗面所の使い方、家庭での感染対策をあらかじめ考えておくと安心です。
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