10月の模試、結果が返ってきましたね。
成績表を見て「やった!あがった!」という笑顔のおうちもあれば、「え…下がってる」と、ため息が出たおうちもあると思います。
でも、10月模試は“最終結果”ではなく“途中の通過点”。
むしろ、ここでどう受け止めるかがこの先の伸びを決めます。
今回は、実際にうちの娘の結果も交えながら、母ちゃん目線で
「模試の見方」と「気持ちの立て直し方」をお話しします。
どうして10月模試は気持ちが揺れやすいの?
夏にあれだけがんばったんだから、結果が出てほしい。
親としてそう思うのは自然なことですよね。
でもこの時期は、
- 出題範囲が一気に広がる
- 応用問題が増えて得点が安定しづらい
- 周りの子たちも本気モードに突入という状況。
点数が下がるのは「力が落ちた」ではなく、
レベルの高いステージに挑戦している途中なんです。
偏差値よりも“教科のバランス”を見よう
うちの娘の10月合不合判定テスト(四谷大塚)の結果は、こんな感じでした👇
教科 | 前回偏差値 | 今回偏差値 | コメント |
---|---|---|---|
国語 | 46.5 | 60.4 | 波のある教科。一喜一憂せずに気を引き締める。 |
算数 | 52.8 | 54.2 | ケアレスミスが少しへったがまだあり。 |
理科 | 45.3 | 55.5 | 理科が低迷していたが、すこし浮上してきた。 |
社会 | 62.1 | 54.4 | 苦手分野がでてしまった。記述がとれなかった。 |
最初は「低迷していた国語と理科が上がった!」と目に飛び込んで、ちょっとうれしくなりましたが、国語は波のある教科。理科も出題範囲が広く、得意分野が出た模様。
あまり喜びすぎてはだめだけど、頑張ったのは確かなのでよくできたじゃん!この調子でいこうと褒めました。社会は比較的よく取れる教科だったけど今回は奮わず。深いところまで覚えないといけないと知る。
よく見ると、算数は安定してきたが、ケアレスミスをもう少しへらしたい。。
全体として“底力が育っている”途中なんだなと。
💬母ちゃんメモ:
数字だけじゃ見えない成長がある。
子どもは静かに、少しずつ力をためている。
判定に振り回されない|A判定でもC判定でも意味がある
判定欄を見て気持ちが乱れるの、すごくわかります。
でも、塾や模試によって判定基準はバラバラ。
その日の出題内容でも大きく変わります。
だから、私はこう見ています👇
- A判定:現状維持ではなく「何を伸ばすか」を探す時期
- B判定:努力が実になってきている途中。焦らず継続。
- C判定:弱点がハッキリして“戦略が立てやすくなる”タイミング
💬母ちゃんメッセージ:
判定は「今の位置」ではなく「これからの指針」。
大事なのは、どう動くか、どう支えるか。
次の模試までにやってみたい3つのこと
① 間違えた問題に「一言メモ」をつける
「焦った」「読み違えた」「忘れた」など短く。
見直すときに“ミスの型”が見えてきます。
② 毎日15分の“間違い直しタイム”
新しい問題より、前に間違えた問題を復習。
「できた!」を積み重ねるうちに、安定感が出てきます。
③ 成績表を一緒に見て、“がんばりポイント”を声に出す
「国語の読解、ちゃんと読み切れたね」
「算数の難問に最後まで挑戦したね」
具体的に言葉にするだけで、子どもの表情が変わります。
親ができる3つのサポート
- 結果を冷静に受け止める
→ 「ふむふむ、ここを直せば伸びるね」と穏やかに。 - 比べない・急かさない
→ 「○○くんは…」の一言は封印。 - リセット時間を作る
→ 模試の夜は勉強の話をせず、お気に入りのお菓子で“おつかれ会”。
💬母ちゃんメモ:
模試は点数を測るものじゃなく、
「この子の努力を見つける日」でもあると思っています。
まとめ|10月模試は“伸びしろ発見”のタイミング
10月模試の結果を見て焦る気持ちは当然。
でも、結果の裏には必ず「育ちの途中」があります。
11月・12月で整えていけば、ちゃんと上向きになります。
模試は終わりじゃなく、次の一歩のスタート地点。
📣 次回予告:
「11月模試までにやっておきたい“家庭での振り返り習慣3選”」
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