10月の模試、おつかれさまでした。
結果を見て、「次こそは…!」と気持ちを新たにしたおうちも多いと思います。
でも、次の模試までにただ勉強量を増やすだけでは、気持ちが持たないんですよね。
子どもも親も「どうしてもうまくいかない日」があります。
そんなときにこそ力になるのが、家庭でできる“振り返りの習慣”。
今回は、うちで実際にやってみて効果を感じた3つのルーティンをご紹介します。
① 毎日の「よかったこと」メモをつける
「今日のがんばり、なんだった?」と寝る前に一言聞くだけ。
その答えをメモ帳やノートに書き留めておく習慣です。
- 「理科の問題、最後まで考えた」
- 「算数のミスが減った」
- 「朝、自分で起きられた」
勉強だけでなく、生活面もOK。
どんなに小さなことでも、“できた”を積み重ねていくと、子どもの表情が変わっていきます。
📒母ちゃんメモ:
「今日は〇〇をがんばったね」って一言で終わる日があってもいい。
続けることが、いちばんのごほうびになる。
② 週に1回だけ、“間違い直しノート”を一緒に見る
模試やテキストの間違い直し、子ども任せになっていませんか?
週に一度だけ、時間をとって**「親子で一緒に見る」**のがおすすめです。
ポイントは「反省会」ではなく「整理会」にすること。
- 間違いの原因を一言で書き込む(例:「焦った」「時間切れ」「ケアレス」)
- 同じミスが重なっていないかを確認
- “できるようになった問題”には○印をつけておく
💬母ちゃんメモ:
「前はできなかったのに、今は解けたね」って言える回数が増えると、
子どもの自信が静かに戻ってくる。
③ 模試前の1週間は“心の準備週間”にする
模試直前は、新しいことを詰め込むより、心と体を整える時間に切り替えましょう。
- 睡眠時間を優先(22時までに布団へ)
- 夜は軽めの復習と早めのリセット
- 朝の会話は「緊張しても大丈夫だよ」でOK
模試は「試す日」だから、完璧じゃなくていい。わからないところを見つける日。
子どもが「落ち着いて受けられた」と感じることこそ、次への一歩です。
☕母ちゃんメモ:
模試の朝は、いつも通りの朝食と、いつも通りの笑顔。
それが、いちばんの応援になる。
まとめ|“結果より過程”を振り返る家庭習慣を
模試の点数や判定は、その時々で上下するもの。
でも、「どう頑張ったか」を一緒に振り返る時間は、確実に親子の力になります。
毎日じゃなくても大丈夫。
- 一言メモ
- 週1の整理会
- 模試前の心整え週間
この3つのルーティンを無理なく続けるだけで、焦らず自信を持てる子に育っていきます。
📣 次回予告:
「冬期講習前にやっておきたい“科目別リセット術”」
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