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【2026年度】慶應義塾湘南藤沢中等部(SFC)入試要項まとめ+併願校情報

慶應義塾湘南藤沢中等部(SFC)の2026年度入試要項をまとめました。
探究型教育・英語教育・ICT活用を重視する“未来志向型の慶應”として注目を集める学校です。
同じ慶應でも、伝統ある「中等部(三田)」とは教育方針や入試形式が異なり、
「学びの個性」を大切にする受験生に人気があります。

目次

基本情報

  • 所在地:神奈川県藤沢市遠藤5466
  • 設立:1992年(慶應義塾創立150周年記念事業の一環)
  • 共学校(男女ほぼ同数)
  • 教育方針:「自ら考え、行動し、社会に貢献する人材の育成」
  • アクセス:湘南台駅(小田急線・相鉄線・横浜市営地下鉄)よりバス15分
  • 併設大学:慶應義塾湘南藤沢高等部 → 慶應義塾大学(SFC学部を含む)へ内部進学可

慶應義塾の一貫教育体系(中学以降)

慶應義塾は、男子校・女子校・共学校がそれぞれ独立した形で
中学から大学までの一貫教育を行っています。

学校区分校舎所在地男女区分主な進学先
普通部日吉(神奈川)男子校慶應義塾高校 → 慶應義塾大学
中等部三田(東京)共学校慶應高校 → 慶應義塾大学
女子高三田(東京)女子校慶應義塾大学
志木高校志木(埼玉)男子校慶應義塾大学
湘南藤沢中等部・高等部(SFC)藤沢(神奈川)共学校慶應義塾大学(特にSFC学部)

💡 SFCは「探究・国際・ICT教育」に特化した共学校ライン。
💡 中等部(三田)は伝統的な人間教育・思考力重視型。


入試区分と出願資格

慶應SFCの入試には、**「一般入試」「帰国生入試」**の2つがあります。
試験日や内容はほぼ同一ですが、出願資格・時期・募集人数が異なります。

項目一般入試帰国生入試
募集人数約70名約30名
出願資格2013年4月2日〜2014年4月1日生まれで、帰国生資格のない者
父、母または親権者のもとから通学できる者
同左
2023年4月〜2026年3月までに通算1年6か月以上、または2019年9月〜2026年3月までに通算3年以上の海外在住歴を持つ者
出願期間2026年1月6日(火)〜1月13日(火)必着2025年12月1日(月)〜12月15日(月)必着
出願登録開始2025年12月1日(月)2025年11月1日(土)
検定料30,000円(共通)
試験日一次:2月2日(月)、二次:2月4日(水)
二次内容面接(保護者同伴)+体育実技
合格発表2月5日(木)11:30〜2月6日(金)16:00
入学手続期間2月5日(木)午後・2月6日(金)午前午後
2025年度参考費用約1,590,000円(入学金+授業料+教育充実費+保護者会費など)

🔸 帰国生入試は12月中旬に締切が早い点に注意。
🔸 募集枠全体のうち、約3割が帰国生入試枠です。


試験日程(一般・帰国生共通)

区分日程内容
一次試験2026年2月2日(月)学科試験(国語・算数・理科・社会 or 英語)
二次試験2026年2月4日(水)面接(保護者同伴)+体育実技
合格発表2026年2月5日(木)11:30〜2月6日(金)16:00Web発表
入学手続2026年2月5日(木)午後・6日(金)午前午後校内またはオンライン提出可

試験科目と出題傾向

科目時間配点出題傾向
国語約45分100点記述式中心。読解力・要約力・自分の考えを言葉にする力を評価。
算数約45分100点条件整理・理由説明問題が多く、思考の過程を問う。
社会約25分50点資料・グラフ・時事中心。考察型問題。
理科約25分50点実験・観察・グラフ問題。説明型問題が多い。
英語(選択制)約40分100点リスニング+読解+作文。CEFR A2〜B1レベルを想定。

👉 3科(国語・算数・英語)または4科(国・算・理・社)の選択制。
👉 思考力・表現力・多面的な理解力を重視した出題構成。


二次試験(共通)

  • 面接:受験生+保護者同伴形式。学習姿勢・家庭の教育方針を重視。
  • 体育実技:基礎的運動・協調性・態度などを評価。

合格者データ(2025年度・公式発表)

入試区分募集人数志願者数(男)志願者数(女)一次受験者数一次合格者数二次受験者数最終合格者数入学予定者
一般約70名1892824711991848272
帰国生約30名736313669664143
合計約100名262345607268250123115

🟠 実質倍率

  • 一般入試:約 5.7倍
  • 帰国生入試:約 3.3倍
  • 総合:約 4.9倍

志願者総数607名、最終合格者123名。
一次通過率は約44%、最終合格率は約20%前後と、
共学校の中でもトップクラスの難関レベルです。


学費(2025年度実績)

項目金額(円)
入学金340,000
授業料930,000
教育充実費290,000
保護者会・部会費30,000
年間合計約1,590,000円

併願校の傾向

  • 共学校ライン:渋谷教育学園渋谷・広尾学園・三田国際・栄東(東大・難関大コース)など
  • 附属志向層の併願:早稲田実業・青山学院・中大附属
  • 国際教育系併願例:広尾学園インター・グローバル探究系の共学校

まとめ

慶應義塾湘南藤沢中等部(SFC)は、
探究・協働・国際的視点を軸にした慶應の新しい教育モデルです。

中等部(三田)が伝統と人間教育を重んじるのに対し、
SFCはプロジェクト学習・ICT・英語・体験的学びを通して、
「社会とつながる学び」を重視しています。

大学附属の安心感と、創造的な教育環境を両立したいご家庭におすすめです。

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この記事を書いた人

私の紹介です。
私は大工の嫁になって、15年ほどになります。
サラリーマン家庭に育った私には”自営業(しかも一人親方)”というものが
さっぱりわかっておらず、この15年、驚きの連続でした。
私自身は大学卒業後社会に出て会社員として17年働き、2020年からフリーで個人事業主として毎年確定申告をしています。
もし、今まさに自営業の方と結婚しようとしている方、もうすでにご結婚されている方に向けて少しでもお役にたてることがあればと思ってこのブログをはじめようと思いました。
現在中学受験の受験生を抱えているということもあり、子供についての記事も上げていけたらと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

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