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【2026年度】入試要項まとめ+併願校情報

慶應義塾中等部の2026年度入試要項をまとめました。
募集人数・試験日程・出願方法・試験内容に加え、過去の倍率や併願校傾向も掲載しています。
「知識より思考」「点数より人間性」を重んじる入試が特徴で、
共学校志向の最上位層に人気の高い学校です。

目次

基本情報

  • 所在地:東京都港区三田2-17-10(慶應義塾大学三田キャンパス内)
  • 設立:慶應義塾(創立者 福澤諭吉)
  • 教育方針:「独立自尊」の精神を基礎に、社会に貢献できる人材を育成
  • 共学校(男子 約120名・女子 約50名)
  • アクセス:JR「田町駅」・都営三田線「三田駅」・大江戸線「赤羽橋駅」から徒歩圏内

🏫 慶應義塾の一貫教育体系(中学以降)

慶應義塾は、男子校・女子校・共学校がそれぞれ独立した形で
中学から大学までの一貫教育を行っています。

学校区分校舎所在地男女区分主な進学先
普通部日吉(神奈川県)男子校慶應義塾高校 → 慶應義塾大学
中等部三田(東京都港区)共学校慶應高校 → 慶應義塾大学
女子高三田(東京都港区)女子校慶應義塾大学
志木高校志木(埼玉県)男子校慶應義塾大学
湘南藤沢中等部・高等部(SFC)藤沢(神奈川県)共学校慶應義塾大学(特にSFC学部)

💡 SFCは「探究・国際・ICT教育」に特化した共学校ライン。
💡 中等部(三田)は伝統的な人間教育・思考力重視型。


試験日程・募集人数

区分日程会場内容
一次試験2月3日(火)8:30〜12:30慶應義塾大学三田キャンパス学科試験(国語・算数・社会・理科)
一次合格発表2月4日(水)15:00〜Web発表合否照会サイトにて発表
二次試験2月5日(木)慶應義塾中等部体育実技・面接(本人+保護者)
最終合格発表2月6日(金)15:00〜Web発表合格者は入学手続書類DL
入学手続2月7日(土)10:00〜13:00本校入学金納入・書類提出

出願手続き

項目内容
出願期間2025年12月22日(月)13:00〜2026年1月9日(金)19:00
出願方法インターネット出願(miraicompass)+出願書類郵送の両方必要
書類郵送期間1月8日(木)〜1月9日(金)消印有効(簡易書留)
検定料30,000円(別途手数料)
提出書類入学志願書、報告書(小学校記入)、報告書用ラベル
顔写真データ2025年11月以降撮影・上半身・脱帽・背景無地

試験科目と内容(公式データ反映)

一次試験(学科)

科目時間配点出題傾向
国語9:05〜9:50(45分)100点記述中心の読解問題。要約・語彙・表現力を重視。
社会10:15〜10:40(25分)50点資料・時事・統計問題が中心。考察・記述を含む。
理科10:55〜11:20(25分)50点グラフ・観察・実験考察型。知識よりも思考力を評価。
算数11:45〜12:30(45分)100点論理的思考・スピード・計算精度を総合的に評価。

合計:300点満点(国語・算数各100点、理社各50点)
👉 試験時間は合計140分、休憩をはさみながら実施。
👉 記述式が多く、「考え・説明する力」を重視。


二次試験

  • 体育実技:運動能力・協調性・姿勢などを評価。
  • 面接:本人+保護者同席形式。人柄・家庭の教育方針を重視。
     → 特に「受験動機」「家庭での取り組み方」を丁寧に見られる。

合格者データ(参考:2025年度)

性別募集人数受験者数最終合格者実質倍率
男子約120名約450名約130名約3.5倍
女子約50名約200名約60名約3.3倍

※内部進学枠を除く外部募集のみの概算。
一次通過率は例年40%前後、最終合格倍率は3〜4倍程度。


出題傾向まとめ(教科別)

国語

  • 長文2題構成(物語・説明的文章)
  • 記号選択+記述併用。思考・表現・語彙力すべてを問う。
  • 要約や主題把握力を重視。

算数

  • 図形・数量・比・論理思考問題が中心。
  • 解法暗記ではなく「筋道立てて説明する力」を評価。
  • 解答欄が小さいため、計算精度とスピードが鍵。

社会

  • 地理・歴史・公民の融合型出題。
  • 資料・グラフ・時事問題から「理由を説明する」形式が多い。
  • データ分析力+文章表現力が求められる。

理科

  • 実験・観察・グラフ読み取り問題中心。
  • 知識よりも思考と分析のプロセスを重視。
  • 理由付け問題・実験手順の説明問題が多い。

学費(2025年度実績)

項目金額(円)
入学金340,000
授業料930,000
教育充実費210,000
校友会費15,000
年間合計約1,495,000円

👉 任意で寄付金・学校債がありますので詳細は学校HPをご確認ください。

併願校の傾向

  • 同レベル共学校
     早稲田実業・青山学院・渋谷教育学園渋谷・広尾学園
  • 男子校併願例
     慶應普通部・早大学院・攻玉社・芝など
  • 女子校併願例
     立教女学院・学習院女子・共立女子など

まとめ

慶應義塾中等部は、学力偏差値だけでなく、
思考力・表現力・人間性を総合的に見る入試が特徴です。

知識偏重ではなく「考える力を育ててきたか」を重視しており、
面接・作文・体育実技を通じて、家庭の教育姿勢や子どもの個性も評価されます。

共学校志向で、かつ“早慶附属”を目指す家庭にとって、
慶應中等部は非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

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この記事を書いた人

私の紹介です。
私は大工の嫁になって、15年ほどになります。
サラリーマン家庭に育った私には”自営業(しかも一人親方)”というものが
さっぱりわかっておらず、この15年、驚きの連続でした。
私自身は大学卒業後社会に出て会社員として17年働き、2020年からフリーで個人事業主として毎年確定申告をしています。
もし、今まさに自営業の方と結婚しようとしている方、もうすでにご結婚されている方に向けて少しでもお役にたてることがあればと思ってこのブログをはじめようと思いました。
現在中学受験の受験生を抱えているということもあり、子供についての記事も上げていけたらと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

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