🕊 はじめに
2026年4月より、日本学園中学校・高等学校は「明治大学附属世田谷中学校・高等学校」へ校名変更し、
男子校から男女共学校へと新たに生まれ変わります。
これは、2022年に明治大学と日本学園が締結した「系列校連携協定」に基づく改革で、
2029年度からは明治大学への附属校推薦入学制度が導入予定です。
さらに、共学化にあわせて新制服が発表され、校舎の改修・新校舎計画も進行中。
長い歴史を持つ日本学園の伝統を継承しながら、明治大学附属校としての新しい教育体制へ移行しています。
📘 学校概要
項目 | 内容 | |
---|---|---|
正式名称 | 明治大学附属世田谷中学校・高等学校(旧 日本学園) | |
所在地 | 東京都世田谷区松原2丁目7-34 | |
アクセス | 京王線・井の頭線「明大前駅」徒歩約5分 | |
設立 | 1885年(日本中学校として創立) | |
共学化 | 2026年度より男女共学校へ移行 | |
系列提携 | 明治大学(2022年度協定締結) | |
附属推薦制度 | 2029年度より明治大学への内部推薦制度導入予定 | |
生徒数 | 約600名(移行期) | |
校風 | 「個性を伸ばし、社会に貢献する人材を育成」 | |
制服 | 新デザイン(ブレザータイプ・男女共通)2026年度から導入予定 |
🟣 明治大学附属世田谷中学校は中高一貫教育を基本としつつ、高校からの募集も継続します。
これにより、内部進学と外部入学の両方から多様な生徒が集う環境が維持されます。
2026年度からは男女共学化を迎え、より幅広い生徒が学ぶ学校へと進化します。
📖 教育方針・特色
- 「明治大学附属世田谷」として、探究・協働・社会貢献を重視した教育へ。
- 1人1台タブレットによるICT教育の導入。
- 探究型授業・プレゼンテーション・**課題解決型学習(PBL)**を積極的に採用。
- 中高合同のクラブ活動・行事を通じた「自律と共生の教育」。
- 海外研修・国内留学など、国際理解プログラムを強化予定。
🧭 募集要項(2026年度)
回次 | 試験日 | 集合時間 | 募集人数 | 試験科目 | 配点 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | 2月1日 | 8:30 | 男 約35名 | 国語・算数 各50分 理科・社会 各30分 | 国語・算数 各100点 理科・社会 各50点 | |||
女 約35名 | ||||||||
第2回 | 2月4日 | 8:30 | 男 約25名 | 同上 | 同上 | |||
女 約25名 |
- 面接・作文なし
- 出願方法:インターネット(miraicompass)
- 検定料:30,000円
- 出願期間:
- 第1回:1月10日9:00〜1月28日12:00
- 第2回:1月10日9:00〜2月2日23:59
🖥 合格発表・入学手続き
回次 | 発表日時 | 手続期間 | 備考 |
---|---|---|---|
第1回 | 2月1日(日)22:00 | 〜2月4日(水)12:00 | インターネット発表 |
第2回 | 2月4日(水)22:00 | 〜2月5日(木)12:00 | インターネット発表 |
- 入学金決済サイトで入学金(300,000円)納入後、入学書類が郵送される。
- 受験票・写真票・筆記用具持参。
- 校門前は狭く、開門時間前の来校禁止。
- 保護者控室なし/車・自転車での来校不可。
💴 学費(2026年度予定)
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
入学金 | 300,000円 | 入学手続時納入 |
授業料 | 602,400円/年 | 別途旅行積立金等あり |
教育充実費 | 282,000円/年 | 施設費含む |
年額合計 | 約884,400円+諸会費等 | 奨学金制度あり |
🧩 出題傾向(2025年度までの参考)
2026年度から共学化・附属化にともない、出題内容や形式が変更される可能性があります。
これまでの入試では、4教科(国語・算数・理科・社会)の標準的な構成で、
思考力と基礎力をバランスよく見る出題が中心でした。
今後は新体制の教育方針に合わせた出題方針が発表される予定で、
11月29日の入試問題解説会で詳細が明らかになる見込みです。
(会後に本ページも更新予定)
🤝 併願校・受験層の傾向
- 同レベル帯では法政中学・成城学園・広尾小石川・三田国際などと併願する受験生が多い。
- 「明治大学附属」というブランド効果により、2026年度以降は人気上昇が予想される。
- 受験層は男女とも中堅〜上位志向のご家庭が中心。
✨ まとめ
明治大学附属世田谷中学校(旧・日本学園)は、
2026年度から共学化・附属化・一貫校化の3つを同時に進める大きな転換期を迎えます。
これまでの少人数教育の良さを残しつつ、明治大学系列としての新カリキュラムや探究型教育を導入。
「明治ブランド」+「探究教育」+「共学校」の魅力を備えた注目校として、今後さらに人気が高まると予想されます。
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