定期接種と任意接種、個別接種と集団接種についてです。
予防接種と名のつくものは赤ちゃんは無料と思っていたのですが、違いました。
実は定期接種と任意接種というものがあったのです。
定期接種と任意接種について
予防接種って全部タダで受けられるんじゃないの?!
はい。違います。
実は予防接種には、予防接種法により接種が推奨されている『定期接種(無料)』と、個人の意思で受けられる『任意接種(有料)』があるのです。
↓↓↓それぞれの特徴をまとめました。↓↓↓
★定期接種
・原則、無料です。(一部、自己負担が発生する地域も)。
・万が一、重い副反応が生じた場合、は国から補償されます。
・1歳までに受ける定期接種の予防接種の種類
◇Hib(2013年から定期接種に)
◇肺炎球菌
◇四種混合
◇BCG
◇B型肝炎(2016年定期接種に)
★任意接種
・原則自費です。市区町村が独自に助成している場合もあります。
・万が一、重い副反応が生じた場合、独立行政法人医薬品医療機器総合機構からの補償となり、定期接種よりも補償額が少ないです。
・1歳までに受ける任意接種の予防接種の種類
◇ロタウィルス(2回接種のワクチンと3回接種のワクチンがあります。)
これだけを読むと、
定期接種のものだけでいいか…
なんて思いますよね。
しかーし、
任意接種は、「受ける必要性が低いもの」
というわけではないんですって。
重い病気や後遺症を防ぐことに変わりはなく、諸外国ではほとんどのワクチンが定期接種になっています。
国内でも定期接種化が望ましいと、議論はされているそうです。
ちなみに去年(2013年)からHibと肺炎球菌が任意接種から定期接種に変わりました。
続いて、2014年から水疱瘡、2016年からB型肝炎が定期接種になりました。
水疱瘡は生後12か月からなので、先のリストには挙げておりません。
定期接種と任意接種の違いがわかったところで、次は集団接種と個別接種についてです。
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個別接種と集団接種について
★個別接種
小児科医院等の医療機関で1人1人受けることを言います。
これは個人で病院に予約して自治体から配られる予防接種の予診表を持って受けに行きます。
★集団接種
決められた日時に保健所などで集団で受けるもので、地方自治体によっては、BCGなどを保健所が行う乳児健診スケジュールに合わせて接種する場合があります。
私の個人的な感想ですが、比較的田舎とか子育て支援がそこまでいきとどいていない自治体は集団接種が多いように感じます。
自治体によって集団なのか個人なのか違うので住民登録をしている自治体に確認することをお勧めします。
働くお母さんにとっては日にちも時間も自由に決められる個人接種の方がありがたいですよね!
でも・・・集団接種ですと結構自治体からお知らせとか来るんですが、個別だと自分で予約していくのでついつい忘れがちになってしまうっていう落とし穴もあるような気もします。
今の小児科は親切な病院も多くて、一度予防接種を受けに行くとその後の予定も全部組み立ててくれたりするので調べていくといいかも?!